社会復帰のための勉強
(1999年)![]()
私は病院には通院してはおりますが、おかげさまで薬治療で経過をみることになりましたので、落ちついた日々を送ってました。 経過も良好で、心身ともに安定しておりました。そんなある日、新聞の求職欄を見て、あるところに電話しました。
しかし、『資格か、その仕事の経験がないとねー』と言われてしまいました。そんな面倒な仕事だと思っていなかったので、私自身意外だなーというのが率直な感想でした
そういう資格があるのは知ってましたが、資格がなくても働けるんじゃないかという安易に考えていました。
その求職欄の横に、その資格取得のための学校案内が出ておりました。その学校に電話し、学校に行かずに資格が取れないかどうかを聞いてみました。(私は結構独学が好きです)
自宅で通信(ビデオ)学習するか、通学により、講義を受けなければ資格が取れないとの回答でした、どちらにせよ学校への申し込みが必要との事でした。
学校は何ヵ所ありまして、いろいろ問い合わせしたり、資料をとったりしました。学校によってはめざす資格が違ったりしており、それぞれの資格を目指したカリキュラムが組まれていました。
結局、夫に相談し、資格を取るために学校に行くことにしました。仕事を辞めて、人と接触する機会も少なくなりましたので、通信ではなく、通学コースにしました。外に出かけるほうが、気分転換にもなりますしね。
学校は最初に電話した、労働省認定の資格がとれるところにしました。
10月、11月と約2ヶ月間の短期コースにしました。短期集中型の私にはぴったりだし、だらだらと勉強してもどうかな?と思いましたので。
毎週月曜、木曜の午後1時から5時30分の4時間30分です。出席日数が足りないと、受験資格もなくなるとのことで、油断なりません。
そのうち友達もでき、お互い励ましあいながらなんとか、欠席することなく受講も終了しました。
さて、何の資格を取ろうとしたのかを、いいかげん白状しますか・・・。医療事務の資格です。まあ、なんとも今まで考えたこともないし、興味もなかったので、授業中も大変でした。ちんぷんかんぷんで・・・。まず、病名が読めないとこから始まり、似たような薬の名前や会計やカルテのしくみ、医療制度のはてまで、どれもこれも初めて聞く言葉がほとんどです。
それでもなんとか短期間の辛抱と自分に言い聞かせて、電卓たたいてレセプト作成したり、言葉や制度を覚えたりしました。
受講中は1つだけ試験がありました。コンピューター試験です。(正確な名称は『医事オペレーター技能認定試験』)11月29日です。 いまではたいていの病院でコンピューターを導入していますので、コンピューターとのセットコースを受講していました。これがまた外来や入院のカルテを見ながら受け付けから会計計算、レセプトのうちだしまでをいろんなパターンで出題され、てんやわんやです。ただ機械の入力するだけならまだしも、自分で判断しなければならないことも多く(学校の機械だからか
な?)時間も足りず、ぎりぎり出題の4問分打ち出しをしましたが、自信は全くありませんでした。(しまいにプリンタ−も壊れるし・・・)
そして、次なる試験は自分でインターネットで探した試験です。『診療報酬請求事務能力認定試験』というもので、せっかく医療事務の勉強したのだからと思い申し込んだはいいが、どんな試験かさっぱりわからないので、過去問題集を医療の関係の本を出版しているところから、電話にて取り寄せました。
これが届いたのが試験日12月12日の1週間前です。みてびっくり、絶句です・・・自分の学校で医療事務の勉強をしているから何とかなるだろうと思っていたらば、とんでもない・・学科試験はちんぷんかんぷんです。この試験を対象としている学校もあるのですが、なぜ同じ医療事務の試験なのに、ここまで出題傾向が違うのかと目を疑いました。とにかく規則や制度のかなり奥深い細部のところまで突っ込んでいるのです。
計算問題(レセプト作成)の実技試験の方は、自分の学校のを少し難しくした程度なので、なんとかなりそうです。(ただ、回答方法が違うのには参りましたが・・・計算問題の解答様式くらい、全部統一してくれーという感じです。)とにかく、7日間必死で過去問やりました。
本来の学校の試験が12月18日でしたから、そのあいだにこの試験がはいってしまい、かなり戸惑いました。
頭がパニックです。自分で勝手に試験申し込んだことに後悔すらしました。
そして、当日12月12日、夫に試験会場まで送ってもらいました。学科20問、実技(レセプト作成2問)、どちらから始めても自由で、試験は13時から16時まで3時間です。
確かに難しかったというのが本音です。しかし学科は意外にも、思いのほかできた気がしました。
帰宅後、ある人のHPにその試験の学科試験の回答速報が(問題持ちかえり可)載っていました。答え合わせをすると20問中19問がその人の答えと一緒だったので、『学科はもしかして、いいかも?』と思っていました。ただこの手の試験は学科試験も実技試験もそれぞれ一定の基準点数以上の点数でクリアしなければ、合格となりませんので実技試験が悪かったらどうにもならないのです。
『まあ、やるだけやったし、悔いはないかー』と思っていました
試験を主催しているところにその基準点数を聞きましたが、公表していないとの事でした。またこの試験の難易度もついでに聞きました。すると、この手の学校が多いのに比例して、各養成機関のレベルの違いが大きく、また、各技能検定試験のレベルも統一されていないそうで、こういう問題をクリアするためにどこでも通用するように1本化し発足したのがこの試験だそうです。 だからこの関連の試験の中では一番難しいとの事でした。
うちの学校は目指す試験が違うのでこの試験は全く話題にあがりませんでした。
さてあとは本命の12月18日の医療事務技能審査試験です。頭を切り替えて、勉強しました。
こちらは実技Tは記述式の窓口対応問題で50分、実技Uはレセプト作成1問、作成済みのレセプトを点検し、修正する問題1問、2問で90分、学科試験は25問40分です。それぞれ7割以上(トータルではなく)できなければ不合格です。
試験の手応えは、なんとかなるかな?という感じでした。
実はもう1つ、自分で調べていた試験があったのですが、さすがに精魂尽き果てて、申し込みしませんでした。申し込み期限は12月28日でしたので、自分の試験の手応え次第で、危なそうなら受けようと思いましたが.手応え以前に、もう勉強したくないーというのが本音です。試験日が1月下旬と離れていたせいもありますね。
さすがに30過ぎると、勉強はしんどいです。12月18日の試験を最後に勉強道具を押入れにしまって封印してしまいました。
そして、合格発表までのあいだ、1月から本格的にホームページ作成に取り組んだというわけです。
試験の結果は?というとそちらは『最近の私』の社会復帰のための勉強の結果は・・・を見てください。
![]()